良い天気と悪い天気

いよいよ関西も梅雨入りしましたね。
水分に恵まれた植物は生き生きとし始めますが、それは本格的な草引きに追われる日々の始まりを示します。
怒られるかもしれませんが、なかなかの苦行です・・・

お寺さんがよく使う法話の導入に、
「晴れたら良い天気、雨降りは悪い天気などと申しますが、農家の方にとっては水がないと作物が育たないため、雨も良い天気なのです。」
というものがあります。

良いも悪いもあくまで主観を表す言葉です。
物事を評価する物差しとして使うなら、慎重に選ばなければいけませんが、自分の心情を表現するとき、ついつい安易に使ってしまいがちになりますね。

私も「梅雨はお参りも大変だし、草引きも大変。悪い季節だ。」
などとは言わず、
「大好きなカエルが見られる良い季節だ!」
と心から言える人間になりたいものです。

庭のカエル像1