永代経法要が勤まりました!

最近あたらしくご縁のあった檀家さんで、お寺の法要にもよくお参り下さる方がいらっしゃるのですが、永代経法要においで下さり少し話をしておりました。
その中で「いつもの法要は五色のキレイな幕なのに、永代経は白地の幕なのはなぜでしょうか?」と、ご質問をいただきました。

永代経幕

いい加減なお返事も出来ないと思い、友人のお坊さん何人かに尋ねますと、皆さんほぼ「慣習」「永代経も五色幕」という回答を得ました。

浄土真宗では供養という考えをしないので、永代経はお寺と深いご縁を結ぶきっかけとして考えます。

ここからは私の考えですが、ご当家さんにしてみれば「永代経=故人のご命日のお勤め」ですので、やはり鮮やかな幕ではなく、弔意を示すものとして黒白の幕を使用するのではないでしょうか。

というわけで、外は控えめな感じになっておりますが、中はいつも通りのにぎやかな色のお勤めとなっております!

永代経2019